◆ ベルギー カラーダイヤモンド買い付けレポート 2005年4月
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Part4 時間の流れというのは本当に凄まじいもので、出張レポートを書こうとするといろんなことが起こっている。 それらをいちいち拾っていくのはメンドウなことだが、やはりウッキーとしては書かずにはいられない心境。 というところで、 ピーマンかリーマンか知らんけども、わけのわからん外資に魂売り渡し、法の目を掻い潜ってまで堀江が何をやりたかったのか、我々にはサッパリ見えてきまへんなあ。 |
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しかしまあ、“ホリエモンのどこでもライブドア”と呼んでいるのは実に含蓄のある表現ですな、漫画チックでホンマもんの内容に乏しくて、楽しんでいるのは本人と仲間内だけということでありますねえ。 それらのことはどうでもよろしい、ウッキーが問題にしたいのはそんなようなことではない。 大阪ドームに来て、『近鉄ファンになりました』と叫んでいたのは去年の夏ごろのことだろう? ・ ・・ “国連、そして友好” 日本人を騙す時に最も効果的な言葉は何か? 日本人は、国連という言葉に一種の憧憬あるいはイリュージョンを抱いているらしい。国連が万能で全ての国家機関の上にあると勘違いしている。 実際、ニューヨークの国連本部で何が行われているのか? 日本、ドイツ、ブラジル、インドの4カ国はスクラム組んで常任理事国入りを目指しているけども、それぞれには韓国、イタリア、アルゼンチン、パキスタンが強く反対を表明している。オモロイもんやねえ、日韓のような関係は世界中いたるところにあるわけや。それにしても、日本VS韓国、ドイツ対イタリア、ブラジル対アルゼンチン、まるでサッカー・ワールドカップの予選みたいやね、ワクワクする?日独印ブVS韓伊パアの多数派工作がどのように進展するかが見ものでんな。
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お願いしたりして常任理事国にしてもらおうというのは全くどうかと思いますねえ、物事の道理が反対なん じゃないかな、国連というのはこれこれこれだけのゼニと人的資源が必要、だからそれらの負担をお願いする見返りとして日本を理事国に、というような自然発生的な推薦を得てこそ値打ちがあると思う。だから中国や韓国の反対多数派工作で常任理事国になれなくても何ら気にする必要はない、それなりの地位や発言権がないのならゼニを出す必要も全くございませんね、国土と声だけは人一倍(どころやないな)大きい中露にもっとしっかり負担させればよろしい。 今さら安保理事国となってどうするって言う訳? 改めて日本の外交姿勢のバカさ加減を言っても仕方ないけども、 まったく、いつになったら日本人はこの“国連と友好の呪縛”から逃れられるのだろうか。 ・・・ |
◆ Back Number ◆ | |
2005.07 | Cut & Polished in Belgium |
2005.04 | ルフトハンザで出国 |
2005.02 | オリーブの漬物 |
2004.11 | ベルギーの初冬 |
2004.9 | 上手なブラフの使い方? |
2004.8 | 2004アジアカップ |
2004.4 | ゴールデンウィーク に オランダ を想う・・・。 |
2003.11 | Believe me! |
2003.7 | Vacances! |
2003.5 | 日本とベルギーの規範 |
2003.3 | ベルギー名物と言えば |
2002.9 | 空港のネーミングについて |
2002.5 | ワールドカップ |
2002.3 | ひな祭り |
2002.2 | ユーロとトラブル |
2001.12 | プリンセス雑感 |
2001.11 | ニューヨークの思い出 |
2001.9 | 不景気とは |
2001.7 | 女子テニスプレーヤーというのは宝石だらけで戦っている・・・。 |
2000.4 | ファンシーカットの好みは各国でかなり違うようだ・・・。 |
2000.2 | 天然の物が相手になるがゆえのつらさ、というのが常にある。 |
1999.12 | 私はダイアモンド業界ではゴルフの世界の尾崎みたいなものだ、といって自己紹介することにしている・・・ |