◆ ベルギー カラーダイヤモンド買い付けレポート 2004年11月 Page: 1 2 3 4
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答えは“娼婦と宝石屋”。
約3,000年前の中国の歴史に登場する『完璧』という言葉。『璧』とは、環形に磨き上げられた上質の宝石のこと。 けれども、ダイヤモンドビジネスの organize と本格的発展となると、かなり後の時代となる。 1492年にスペイン中部、トレドで起こったユダヤ人虐殺と迫害、これによってスペインを本拠としていた多数のユダヤ人がベルギー、オランダに移住。彼らは船便が常に使えるアントワープとアムステルダムを次の本拠と定めた。この辺り、アントワープを含む北部ベルギーとオランダ地方はネーデルランドと呼ばれるスペイン領だったが、スペイン本国に住むよりもユダヤ人たちは安全だったのだろうね。 そして、悲惨な出来事、ナチス・ドイツによるユダヤ人狩りの勃発。 余談だが、S の父親もアントワープで生まれ育ち、運良く逃れることが出来たひとり。その後、S パパは英国陸軍に入隊、大尉まで昇進、ある英国女性と恋に陥る。のちの S ママでありますなあ。 ベルギーのユダヤ人に比べて全く不運だったオランダのユダヤ人たち、「アンネの日記」も舞台は確かアムステルダムだったな、かなり眉唾物の日記であるけれども・・・、いやホンマ、またまた余談だが、アンネは実在の不幸な少女だが、あの日記はアンネが書いたのではないとの説が有力だ。鵜呑みにして涙流したら何時かシラけることになる、まあ、それはいいとして・・・、 しかしながら、以上は正史の方、表の歴史だ。 以下はユダヤ人が語りたがらない裏のお話。 ナチス・ドイツのホロコーストから運良く逃れたユダヤ人が大戦後に商売を再開したところまでは同じだ。 |
しかし、しかし、しかし、 堪らんのう、 ・ ・・・・ |
ますます困難を極めるカラーダイヤ市場である。 L 氏の論理の拠りどころとなっているのは、Argyle 鉱山の生産状況。 ホンマかいな。
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◆ Back Number ◆ | |
2005.07 | Cut & Polished in Belgium |
2005.04 | ルフトハンザで出国 |
2005.02 | オリーブの漬物 |
2004.11 | ベルギーの初冬 |
2004.9 | 上手なブラフの使い方? |
2004.8 | 2004アジアカップ |
2004.4 | ゴールデンウィーク に オランダ を想う・・・。 |
2003.11 | Believe me! |
2003.7 | Vacances! |
2003.5 | 日本とベルギーの規範 |
2003.3 | ベルギー名物と言えば |
2002.9 | 空港のネーミングについて |
2002.5 | ワールドカップ |
2002.3 | ひな祭り |
2002.2 | ユーロとトラブル |
2001.12 | プリンセス雑感 |
2001.11 | ニューヨークの思い出 |
2001.9 | 不景気とは |
2001.7 | 女子テニスプレーヤーというのは宝石だらけで戦っている・・・。 |
2000.4 | ファンシーカットの好みは各国でかなり違うようだ・・・。 |
2000.2 | 天然の物が相手になるがゆえのつらさ、というのが常にある。 |
1999.12 | 私はダイアモンド業界ではゴルフの世界の尾崎みたいなものだ、といって自己紹介することにしている・・・ |