雨の少ない梅雨、というのは最近の傾向ですね。もちろん大雨の被害にあった地域もあるわけで、こんなノー天気なことを言うのはよくないのかもしれませんけども、大阪はとにかく暑い7月なかばです。 |
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奴と無視する奴、この4種類しかおりません。たまたま、異能の天才プレーヤー・ジダンが挑発されやすくて挑発に乗ってしまいやすい幼稚な人間であったというだけのことでありましょう。 でも、少しだけ彼のことを不運と思ってコメントするならば、フランスのユニフォームが本来のブルーではなくて白であったこと。 Something Blueということが言われ出して久しいですけども、 戦いの場でも冷静になれる青、 そのユニフォームを着用出来ていれば結末は違ったかもしれません。 ジダンは、何か言われて文字通り『頭の中が真っ白』状態で頭から突っ込んで行ったわけですねぇ。 挑発した方のイタリア選手も褒められたものではございませんが、 あのイタリアのBlueは実に美しい青ですね。 何に喩えたら良いのか悩んでしまうほどの微妙な彩度、 それでいて心落ち着くようなトーンは絶品です。 あのような色がダイヤにあれば?? 値段は付けられません! このところ、ブルーダイヤがあまり見られなくなりまして、少し綺麗なものがあると胸ときめいてしまうのですが、 硬質感、氷結感、クール感、スッキリ感・・など等、 美しいブルーダイヤを見ると、 しかし、 Blue & Yellow、 |
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映像でしか見たことないので、ブラジルの黄色がFancy Vivid YellowなのかFancy
Intense Orangish Yellowなのか判断しかねるところですけども、 最近このYellowというカラーグレードの関して気がついたことがございました。 彩度の低いYellowは別にしまして、Fancy以上のモノが少なくなってしまった昨今、グレードの範囲がますます狭くなってピンポイントになっているのではないかということです。 だいたいの人が一番好きで一番に綺麗という黄色は、オレンジを感じないレモンの色ですね。
数ある緑の中で、芝の色は少し独特かもしれませんね。サッカー場でもゴルフ場でも手入れが良くされておりますから、何かとてもtreatっぽい気がしまして、ナチュラル感が薄いように思われてなりません。 さて、 |
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以上、大きく分けて28段階のグレードがあるわけですけども、 我々のように極めてノーマルな目の持ち主ならば、Green系のダイヤモンドを見た瞬間に思うのは、『あっ、緑』ということであり、グレードを付けろと言われたらFancy ・・・・Greenと素直に表現します。 これが普通とウッキーは信じて疑いません。 しかしながら、 AGT(GIA)の感性のないバカどもは、28段階のどれに当てはまるか‘考える’わけ。 アホか、お前ら! 考えてどうする! 感じろ!! とウッキーは言いたいわけです。 普通に目で見てYellowと感じるかGreenと感じるか、これがGradingの第一歩でしょ! 緑という色は極めて多種多彩、 しかし、AGT(GIA)の大バカヤローどもは違うのです。
ダイヤモンドの研磨は、いくつもの過程があるのですけども、最後の磨き(Polish)をfinishと言います。 サッカーでもダイヤモンドでも、美しいfinishは目を引き付けてやまないし、何度も繰り返し見たくなるものですね。 ところで、 そこでますます我々のコメントや主観が重きをなしてくるわけですが、 そして、次に重要なことは、 これら2つの大前提のもと、 例えばマーキース、 直線ばかりのプリンセスカットはどうなのか? お手持ちのダイヤモンド、
日本代表が国旗の赤をどうしてユニフォームに基調としないのか? REDというグレードがひところAGTから乱発されまして、値打ちが下がってしまったなんていうこともございましたが、ピンクやブラウン、オレンジ等の色々な赤系ダイヤを見てきて思ったことがあります。 Argyleがこの秋のテンダー用の商品をAGTにグレーディングお願いしたというNewsが入って来ておりますが、ArgyleがAGTに肩入れする理由は言わずもがな、でございますね。 そのAGTが乱発したFancy Redのいつくかを見ましたが、‘Beautiful’とはとても云い難いものばかり。 ここで皆様のノーマルな感性でもって感じてもらいたいわけです。 確かにAGTは愚かにもREDを乱造しましたけれども、AGTのグレーダーたちは美しいから高値だからという理由でFancy Redとグレードしたわけではないのですね。Fancy Redというマスターストーンがあって、それがたとえArgyleからプレゼントされたものであったにせよ、マスターストーンの色とほとんど同じ色であったからRedと付けた、それだけのことです。 Red = 究極の美 = 最高値の赤系 RedでなくてもReddish的なダイヤは結構多いもので、それらはブラウンーオレンジ系の中に時おり見られます。 “燃える” 赤系くらい評価と好みが分かれる色はないでしょうね。
けれども、人それぞれに喜びの表情があるように、 そして、 紙吹雪の舞うベルリンの競技場、 |
◆ Back Number ◆ | |
第20話 | UKIカラーで綴った枕草子 |
第19話 | 古今和歌集ダイヤモンド語訳 |
第18話 | 2006W杯 × Fancy Color |
第17話 | That's Baseball |
第16話 | トリノの余韻 |
第15話 | “The Aurora butterfly of Pease” |
第14話 | Fancy June ... |
第13話 | ウッキー夜話 |
第12話 | 『春のダイヤ人気番付』 |
第11話 | 2003年 南船場の秋 |
第10話 | 「白シャツ」と「白ダイヤ」にご注意。 |
第9話 | 初詣 |
第8話 | 秋 |
第7話 | 日本の色 |
第6話 | オリンピック随想 |
第5話 | お正月に想う |
第4話 | ブルーダイヤ、高価とは聞いておられるでしょうがどれほど高価なのか・・・ |
第3話 | 同じ赤でもピンクダイアとルビーではかなり色に違いがあります・・・ |
第2話 | 新しい「誕生ダイアモンド」なるものを設定・・・!! |
第1話 | 『fantasy』で『fantastic』な『fancy world』へ御案内。 |