ファンシーカラーダイヤモンドでは、上記のような序列が明らかに付けられます。 ファンシーディープ はおそらく2と3の間に、 ファンシーダークは5か6と同程度ということになると考えられます。 もちろん1番から順に希少価値が高いことは言うまでもありません。 さて、はたしてGIAが定義する33のカラーダイアが全て消費者の手元に行き着くのでしょうか? 彩度の高いレッド系やブルー系というのは、お金に糸目をつけずに探すのなら別ですが、なかなかありません。 逆に、ブラウン、イエロー系の物は見つけやすく、当然ながら比較的低価格です。 ピンク系のものに関して付け加えれば、もちろん、ファンシーヴィヴィッドはほとんど見ることができません。 ファンシーインテンスはわりと存在しますし、これならファンシーヴィヴィッドではないか?というような ファンシーインテンスも時折見かけます。 おそらく、GIAではどこからヴィヴィッドをつけてよいやらという線引きが難しい、ということで安易にヴィヴィッドを表示することをためらっている気配があります。 そんな中で、ファンシーパープリッシュ ピンク、ファンシーインテンスパープリッシュピンクと表示されるものは、ファンシーピンク、ファンシーインテンスピンクと彩度が理論上は同じにもかかわらず見た目により美しく 感じられます。 また、イエロー系の彩度の高いもの、インテンスやヴィヴィッドですが、これも日本国内ではそう価値を認められてはいませんが、海外市場では非常に高値で売買されます。 もちろん、それらは果物のレモンやオレンジの色に匹敵するような鮮やかな色彩です。 蛇足ですが、地中で長い年月をかけてピンクになりそこなったのがブラウンであり、ブルーになりそこなったのがグレー、という感じを受けます。 以上がダイアモンドのお話しでした。 それでは、ショッピングをお楽しみ下さい。